歯周病
患者様のお口の状態に
合わせた歯周病治療
歯周病の治療で大切なことは、お口の中の状態を細かく把握することです。最初に歯と歯ぐきの間である歯周ポケットの検査や、炎症を起こしている箇所を調べ、どの程度進行しているのかを確認します。そして、原因となる細菌が潜む歯垢や歯石の除去を行い、お口の中全体を隅々まできれいにしていきます。
レーザー治療やお薬を用いた治療にも対応可能です。「歯周病にかかっているか心配」という方は、ぜひ一度当院へお越しください。
薬の力で治す歯周病治療
従来の歯周病治療といえば歯石の除去など、外科的な処置が中心でしたが、歯周病は歯周病菌による感染が原因で起こっているため、歯石を取るだけでは根本的な改善には至らずに再発のリスクが高くなるという現状がありました。
そこで当院では薬を使用する治療法、歯周内科治療を取り入れ歯周病にアプローチ。悪玉菌を薬で除去することで、再発しにくいお口を作っていくことにも注力しています。
当院では重度歯周病の患者様には「ブルーラジカルP-01」を用いた治療をご提案いたします。
詳しくはこちら 〉治療の流れ
STEP1
位相差顕微鏡での
菌の確認
STEP2
細菌の除去
薬剤の内服
STEP3
カビの除去薬剤、
あるいは、カビ取り
歯磨き剤での歯磨き
STEP4
除菌後の
歯石取り
特にSTEP1は、非常に大きなポイントです。歯周病菌がどのくらい存在するのか、カビが増殖しているのか、あるいは非常にきれいなのか。お口の中の環境を位相差顕微鏡で確認することで、患者様のお口に適したお薬の選択が可能です。
歯周病治療の料金 ※自由診療
(歯石除去・薬・衛生指導)
初診
31,500円(税込)
再診
15,750円(税込)
位相差顕微鏡検査とは
患者様のお口の中の汚れをほんの少し採取し、それを顕微鏡で観察します。顕微鏡で見ることで、今現在の菌の状態を確認することができ、歯周病になりやすいかどうか、今はどういう状態なのか、これからどういう状態になっていくのかがわかってきます。
カビ菌
歯周病菌
口腔トリコモナス
歯肉アメーバ
POINT!
歯周病の投薬治療について詳しく!
歯周内科治療説明ムービー
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動画をご覧ください
- 歯周病の原因はお口の中の菌やカビ
- お口と歯ぐきの検査に加え、顕微鏡で菌の状態を確認
- 保険適用外の治療法
治療後の患者様のお声より
治療を受けられた患者様に症状の経過についてアンケートにお答えいただいたところ、以下の症状に改善が見られる結果となりました。自覚症状の強い方ほど変化を大きく実感していただけます。
歯周内科治療で
改善が見られた症状
多くの方に症状の改善が見られます。
現在上記の症状でお困りの方は
お早めにご相談ください。
殺菌治療後の回復を
サポートするお薬、ペリオ
ペリオは動物実験において、血中のホモシステイン値を下げることでコラーゲン、骨の質の向上が示唆されていることを参考に考案されています。歯周病の治療に組み合わせて使用することで患者様の回復をサポートすることが期待できます。
また血中のホモシステイン値を下げることを目的に、ホモシステインの代謝に関与する「葉酸」「ビタミンB6」「ビタミンB12」を高容量で配合。これらの栄養素の素材も、化学合成品ではなく酵母・植物由来のものを使用し、より身体に優しい組成となっています。
【飲み方】
1日4粒を、1日2回に分けて水などでお召し上がりください。
【配合/4粒中】
葉酸: 1,000μg 、ビタミンB6 : 50mg、ビタミンB12 : 1,000mcg
予防歯科
生涯にわたり
お口の健康を守る予防歯科
歯科医院はむし歯などの治療のために通うだけではなく、「予防のために定期的に歯科医院に通う」という新しい認識が広がりつつあります。
当院でも歯とお口の健康を積極的に守っていくため、定期的に検診にお通いいただくことを推奨しております。
プロのケアでお口を清潔に保つことはもちろん、ご自身でもしっかりケアをしていただけるようにご指導いたします。
予防のための
プロケアとセルフケア
歯科医院で行うケア
プロケア
検診でお口の中を確認し、歯のクリーニングやフッ素塗布などの予防処置を行います。
ご自身で行うケア
セルフケア
ご自身で行う毎日の歯磨きやオーラルケアグッズを使ったお手入れです。歯科衛生士がご指導いたします。
当院の予防歯科メニュー
むし歯・歯周病にさせない
お口の環境を作ります
むし歯から守る
歯科医院で定期的に検診を受けることで、ご自身では気がつかない初期のむし歯に早期にアプローチが可能です。早期治療は最小限の侵襲で済み、健康な歯を残すことにつながります。またむし歯の原因となる歯石や歯垢を除去し、フッ素を塗布することで、むし歯になりにくい口腔環境をキープしていきます。
◆ むし歯の進行
横にスクロールできます →
早期発見・早期治療を!
定期検診で健康な歯を守りましょう
歯周病から守る
歯周病はほとんど自覚症状がなく、違和感が出た段階ではかなり進行している点に注意が必要です。当院では定期検診で歯ぐきの状態をしっかり確認し、クリーニングで歯周病の原因菌を除去していきます。
また近年多くの研究から、歯周病がさまざまな疾患を引き起こすことが指摘されています。全身の健康のためにもしっかり予防していきましょう。
◆ 歯周病の影響が指摘される全身疾患
糖尿病
歯周病と糖尿病は密接にかかわっています。歯周病は糖尿病を悪化させ、糖尿病は歯周病リスクを高めます。
骨粗しょう症
歯周病の原因菌は骨粗しょう症への関与も報告されています。
がん
歯周病はさまざまながんを発症させるリスクを高めることがわかっています。
脳梗塞・認知症
脳の血管のつまりは認知症につながります。
早産・低体重児
歯周病の原因菌は血流を介して母体と胎児へも影響を与えることが懸念されます
心筋梗塞
歯周病の原因菌が血管内に血栓を作る危険因子になります。
動脈硬化
歯周病の原因菌が血管に入ることで、動脈硬化のリスクを高めます。
肺炎
歯周病菌を含んだだ液などが肺に入ることで肺炎を引き起こします。
当院は医療と連携し、
全身の健康を考慮した治療を行っています。
患者様ごとに
お口の状態を記録しています
当院では検査結果や治療内容は、患者様ごとにすべてカルテに記載してあります。
お口の中の環境はお一人ひとり異なりますので、それぞれに合わせたオーダーメードの処置が必要になるからです。
過去の治療前後の状態や定期検診での情報をもとに、原因の究明や再発の防止、また健康な口腔内の状態を保つための予防歯科に尽力いたします。